訪問入浴介護で働く介護士はどんな流れで仕事をするの?1日のスケジュールについて

気になる気になる ログインログイン 会員登録会員登録

訪問入浴介護で働く介護士はどんな流れで仕事をするの?1日のスケジュールについて

介護士 訪問入浴介護


訪問入浴介護は、利用者さんの自宅に浴槽を持ち込んで入浴介助を行うサービスです。訪問入浴介護で働く介護士はどのような流れで仕事をしているのでしょうか。訪問入浴介護における介護士の仕事内容と1日のスケジュールを詳しく見ていきましょう。



訪問入浴介護での介護士の仕事内容

訪問入浴介護は、基本的に看護師1名と介護士2名の計3名でサービスを提供します。介護士が行う仕事には、主に次の5つがあります。


浴槽の準備

介護士は、看護師が利用者さんのバイタル測定をしている間に浴槽の準備をします。まずは浴槽を置く場所が濡れないよう、床を防水シーツで保護します。そして、二人で浴槽を組み立てたのち、利用者さんの浴室や給湯からお湯を引いて浴槽に張ったら浴槽の準備は完了です。


脱衣の介助

浴槽の準備ができたら、利用者さんの着替えの介助を行います。訪問入浴介護を利用している高齢者の多くは、心身の状況により自分では体を動かせず自宅での入浴が難しい人です。介護士は二人で協力しながら、利用者さんに負担をかけないように脱衣の介助を行います。この時、皮膚の状態をよく観察し、異常があれば看護師に報告します。

入浴の介助

脱衣が済んだら、介護士二人が利用者さんの体を抱え上げて浴槽に運びます。利用者さんが安心して入浴できるよう、しっかりと声掛けを行いリラックスできるようにするのも介護士の仕事のひとつです。浴槽に浸かった後は、利用者さんの顔色や様子などをしっかりと観察しながら、洗髪や洗顔、洗体を行います。浴槽に浸かるという行為自体は体力を消耗するので、利用者さんが負担にならない範囲でゆっくりとお風呂を楽しんでもらうようにします。

着衣の介助

浴槽から上がった後は体が冷めないよう注意しながら、優しく丁寧に体を拭きます。保湿剤や軟膏を塗る必要があるときには、服を着せる前に行います。


浴槽の片付け

利用者さんの着替えが済んだら、浴槽の片づけを行います。浴槽内のお湯は、持参している排水ポンプで利用者さん宅のトイレや浴槽に排出します。その後、機材を洗浄して消毒し車に積み込みます。入浴するために家具の移動を行った場合には、家具をもとの場所に戻して仕事は終了となります。


訪問入浴介護で働く介護士の1日のスケジュール

訪問入浴介護では、1日に5~8件ほどの利用者さん宅を回ります。1件のお宅で機材の搬入から排出までの時間は約40分程度となっています。ただし、利用者さんの心身の状況や、階段のない集合住宅の上層階や利用者さん宅の事情によっては、時間がかかることもあります。


多くの事業所では、8:30に始業し事業所で機材の点検をしたのち、利用者さんのお宅へ向かいます。利用者さん宅を1日7件回る場合には、午前中3件、午後4件となるケースが多いでしょう。予定していた全ての利用者さんのお宅を回った後は、事業所に戻り機材の片付けや報告書の作成をします。事業所によって就業時間に差はあるものの、多くの場合17時半もしくは18時までの勤務となっています。


訪問入浴介護での介護士の仕事は、一見すると単調に感じます。しかし、実際には利用者さん一人ひとりの心身状況や住まいの環境には違いがあります。介護士は、利用者さんの様子をよく観察し細心の注意を払いながら、一人ひとりに合わせた入浴介護を行わなければなりません。

介護職新着求人