デイサービス(通所介護)で働く介護士はどんな流れで仕事をするの?1日のスケジュールについて

気になる気になる ログインログイン 会員登録会員登録

デイサービス(通所介護)で働く介護士はどんな流れで仕事をするの?1日のスケジュールについて

介護士 デイサービス


デイサービス(通所介護)とは、特別養護老人ホームなどの福祉施設やデイサービスセンターに通い、食事や排泄、入浴の介助や機能訓練などを日帰りで受けられる介護保険サービスのひとつです。デイサービスで働く介護士は、どのような仕事をしているのでしょうか。介護士の仕事内容と1日のスケジュールを見ていきましょう。



デイサービス(通所介護)における介護士の仕事内容とは

デイサービス(通所介護)では、介護士が主体となってさまざまな業務を行っています。介護士が行う仕事内容を実際の時系列ごとに見ていきましょう。


利用者さんのお迎え

デイサービス(通所介護)の利用者さんの送迎は、運転専門のスタッフと介護士で行います。利用者さんをお迎えに行く場合には、出発前に到着予定時間を本人もしくは家族へ電話連絡します。利用者さんや家族の都合により電話連絡が難しい場合には、お迎え時間を固定にして同じ時間に迎えに行くなどの工夫がされることもよくあります。利用者さんの自宅に到着した後は、持っていく荷物の確認などを行います。荷物の確認できたら車に乗ってもらい、他の利用者さん宅へのお迎えや、ほかの利用者さん宅へお迎えしない場合はデイサービスに直接お連れします。


バイタルチェック

デイサービスに到着したら、体温や血圧の測定などの健康チェックを行います。具体的には、体温や血圧測定と脈拍を計測します。多くの施設では自動血圧計を使用しているので、介護食でも安心してバイタルチェックを行うことができます。在宅酸素療法を行っている人や、医師の指示により酸素飽和度を計測する必要がある人の場合には、専用の機器を用いて測定が行われます。バイタルチェックで異常がある場合や、いつもと何か様子が違うときにはすぐに看護師に報告するのも、介護士の大切な仕事のひとつです。


排泄介助

デイサービスでは、1日に数回排泄介助を行います。利用者さんの状態に応じて、トイレの声掛けのみを行ったり、トイレの中まで付き添ったり、おむつ交換が必要な場合など、排泄介助の内容はさまざまです。非常にデリケートな部分でもあるため、利用者さんの自尊心を傷つけないような介助を心がける必要があります。


入浴介助

入浴施設を持つデイサービスでは、入浴介助も介護士の仕事です。大規模なデイサービスでは、機械浴が設置されていることもあります。機械浴での入浴は、1人の利用者につき2人体制で入浴介助を行います。温泉でよく見かけるような大浴槽は、自立度の高い利用者が多い施設では見かけることもありますが、近年は2~3名が一緒に入浴できるような個浴スタイルの浴槽が多いでしょう。介護士は、利用者さんができない部分を手伝いながら、浴槽の出入りや着替えなどの見守りや介助などを行います。浴室は滑りやすく転倒しやすい場所でもあるため、事故が起こらないよう細心の注意を払いながら支援を行うことが大切です。


食事の介助と口腔ケア

デイサービスでは、食事の前に嚥下機能や口腔機能をよくするための体操を行うことがあります。このような体操の指揮を行うのも介護士の仕事です。施設により行われる嚥下体操には違いがあるため、まずはそれぞれの施設で採用されている体操を覚えることから始めましょう。

体操が終わると、食事の準備に取り掛かります。エプロンや自助具の準備や、配膳を行います。デイサービスでは利用者の心身状態によって食事形態が変わることも多いため、間違えのないように名前を確認しながら配膳しなければなりません。 自力で食べることが難しい人や、途中から介助が必要な人の場合には、介護士が食事の介助を行います。嚥下機能に問題がある場合には、誤嚥しないように注意しながら介助を行いましょう。


レクリエーション・アクティビティ

毎日のレクリエーションやアクティビティを企画・実施するのもデイサービスの介護士の大切な仕事のひとつです。レクリエーションでは、多くの利用者が参加できて楽しめるようなものを企画・実施する能力が問われます。集団が苦手な人に対しては、個別でのアクティビティを利用者さんの嗜好に合わせて企画し実施します。


機能訓練

近年、リハビリ専門職による機能訓練を短時間で行う「リハビリ特化型デイサービス」が増えてきています。リハビリ特化型デイサービスでは、通常のデイサービスにありがちな入浴設備を備えない代わりに、リハビリ専門職による機能訓練を半日程度の短い時間で提供しています。このようなリハビリ特化型デイサービスに勤務する介護士は、器具の使い方を指導するトレーナー的な役割や、リハビリの介助する仕事を請け負っています。


利用者さんをお送りする

デイサービスでの業務が終了すると、介護士は利用者さんを自宅に送ります。お迎え時と同様に、事故のないよう細心の注意を払いながら自宅まで送り届けます。利用者さんの心身状況によっては、自宅の自室までお送りすることもあります。


記録

利用者さんを自宅まで送り届けた後は事業所に戻って、利用者さん一人ひとりのカルテにその日の記録を行います。その日のバイタルや行ったこと、気づきだけでなく、施設における個別計画の目標に対しての評価なども行います。専門職だけでなく家族が見てもわかるよう、専門用語は最小限にとどめ誰もが分かりやすい記録をする必要があります。

片付けや掃除

他のスタッフが記録をしている間や、自分の記録が済んだ後には、片付けや掃除を行うのも介護士の仕事です。他のスタッフと協力しながら、次の日に気持ちよく使えるような準備を行います。


デイサービス(通所介護)での介護士の1日のスケジュール

デイサービスにおける1日のスケジュールの一例を見てみましょう。なお、実際の流れは事業所によって違いますので、詳しくはそれぞれの事業所で確認してください。


8:30 出勤・ミーティング

申し送りや当日の利用者さんの情報の確認、朝の準備などを行います。


9:00 利用者さんのお迎え

電話連絡が必要な場合はお迎え時間を連絡し、ご自宅までお迎えに行きます。 お迎え時には、いつもと変わりがないか確認します。


10:00 バイタル測定

来所したら、体温や血圧などを測定し、健康状態の確認を行います。 10:30 入浴

健康状態に問題がなければ、利用者さんの状態に合わせて入浴介助を行います。


11:00 機能訓練や個別レク、アクティビティ

入浴が終わった利用者さんや、入浴されない利用者さんに、機能訓練や個別レク、手芸などのアクティビティなどを提供します。


12:00 昼食

昼食前には嚥下体操を行います。 食事の配膳を行い、介助が必要な人には食事介助を行います。 食事が済んだら下膳を行い、歯磨きなどの口腔ケアをうながしたり、トイレへの声掛けをします。


13:00 休憩・個別対応

食後に休憩が必要な利用者さんには、ベッドへ誘導を行います。 横になられない利用者さんは、他の利用者さんや職員とコミュニケーションを取ったり、テレビを見るなどのんびりとした時間を過ごします。


14:00 集団レクリエーション

複数の職員と協力し合いながら、レクリエーションを行います。 体を動かすものや頭を使うもの、カラオケなど、さまざまなレクリエーションが日替わりで行われます。 集団レクリエーションを好まれない利用者さんには、介護士が個別で対応します。


15:00 おやつを提供

ご利用者さんにおやつを提供します。食事の時と同様に、一人で食べることが難しい利用者さんには介助を行います。


16:00 利用者さんをご自宅に送る

利用者さんをご自宅まで送ります。到着後に家族がいる場合には、その日のご様子や変わったことなどをお伝えします。


17:00 カルテ記入や掃除、次の日の準備

事業所に戻ってきたら、掃除や片付けを行います。当日の利用者さんのカルテにバイタルやその日の様子を記入します。必要に応じて次の日の準備なども行います。


17:30 業務終了

介護職新着求人