病院での看護師の役割とは何?職場や仕事内容について

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病院での看護師の役割とは何?職場や仕事内容について

看護師は病院で働くイメージは強いと思いますが、実際にはどのような仕事をしているのかわからないという人も多いのではないでしょうか。実際に受診したり、入院したりする経験がないと、看護師の仕事を間近でみられるものではありません。今回は病院で働く看護師がどのような役割を持って仕事をしているのか、紹介していきたいと思います。



病院の種類と看護師の役割や仕事内容

看護師として働いている人は全国で120万人いるとされていますが、そのなかでも病院で働いているのは84万人という統計があり(※1)全国で働く看護師の2/3が病院で働いているということになります。看護学校や大学を卒業してから新卒で就職する先も大半が病院です。最近では新卒から訪問看護や企業などで勤務するなど病院以外の働き方も徐々に目立ってくるようになりましたが、まだまだごく一部の話です。


病院と一口にいっても、実はさまざまな病院の種類があります。まずは病院の種類について確認していきましょう。


母体別

公的医療機関:独立行政法人国立病院機構、都道府県立病院、市区町村立病院などの病院です。

大学病院:国公立大学、私立大学などの病院です。

一般病院:公益法人、医療法人などの病院です。

機能別

特定機能病院:400床以上、16以上の診療科、来院患者の紹介率が30%以上の高度医療を提供する病院。厚生労働大臣によって承認されています。

地域医療支援病院:200床以上、他の医療機関からの紹介患者数の比率が80%以上、救急医療を提供する能力を有し地域の医療機能の役割分担や連携をすすめるための病院。都道府県知事によって承認されています。
また、入院の期間や病状によって病院や病床の種類もわかれてきます。回復期リハビリテーション病院、緩和ケア病院、精神科病院などがその例です。病床の種類としては、精神病床、感染症病床、結核病床、一般病床、療養病床などがあります。一般的な内科や外科などの病棟は一般病床にあたります。


病院内の部署による役割の違いと看護師の仕事

病院で働く看護師の役割で共通しているところは、通院や入院する患者さんの検査や治療のサポートをすることです。しかし、病院内でもさまざまな部署があり、厳密な役割としては部署ごとに違いがあります。


病棟

入院する患者さんのケアをメインに行います。検査や治療のサポート、療養上のケアが主な仕事です。24時間体制で看護師はシフトを組み勤務しています。

外来

主に医師が行う診療の補助に入り、患者さんに必要な処置や検査を行います。一般外来と救急外来によって仕事内容はかわりますが、救急外来では医療的な処置やその介助が多くなります。一般外来では、医療的な処置そのものより、問診や患者さんに対しての指導などの関りも多いです。救急外来では24時間体制ですが、一般外来は日勤だけの勤務となります。

手術室

手術を受ける患者さんへの関りが主な役割としています。手術の執刀をする医師の介助や患者さんの全身管理のサポートなどが仕事です。病院の規模により、日中だけ、予定手術だけを受け入れるところもあれば、大きな病院では夜間も緊急手術を受け入れるところもあります。そのため、日勤だけのシフトと24時間体制のシフトのところがあります。

検査室

レントゲンやCTなどの造影検査、採血などの検査などを扱う検査室では、検査の準備やそのサポートを主な役割としています。検査にもさまざまな種類があり、臨床検査技師と連携しながら看護師として患者さんのケアも行います。病院の規模によって看護師が配置されているところや、夜間も開いているところなど変わってきます。

化学療法室

抗がん剤治療で通院する患者さんのケアを行います。点滴を入れて薬剤投与や、治療中の全身管理をするのが主な仕事です。また、化学療法を行う患者さんの疼痛管理やメンタルケアなども同時に行います。化学療法室は日中がメインですが、仕事帰りにも通えるよう、夕方以降も行っているところもあります。

透析室

透析に通う患者さんや入院中の患者さんの透析時のケアを行うのが役割です。透析で使用する留置針の穿刺や透析中の全身管理、生活指導などを行います。透析は日中~夜間まで行うところもあり、早番や遅番などのシフトが組まれていることが多いです。


病院の規模や部署により求められる役割はさまざま

病院で働く看護師といってもさまざまな働き場所があり、役割があることがおわかりいただけたでしょうか。病院の規模や部署のどこで働きたいかを考える際に、ぜひ参考にしてみてください。

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