ショートステイとは?サービス内容や介護士の役割と仕事内容について

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ショートステイとは?サービス内容や介護士の役割と仕事内容について

ショートステイとは、普段は自宅で生活している高齢者が介護施設などに短期間入所して日常生活の支援を受けることをいいます。ショートステイは介護者の負担を軽減する介護サービスです。しかし、実際のサービス内容についてはよくわからない人が多いのではないでしょうか。今回は、ショートステイの概要やサービス内容を介護士が担う仕事内容とともに紹介します。


ショートステイ

ショートステイとは

ショートステイは、在宅で生活している介護が必要な高齢者が一時的に介護施設に泊まって日常生活の支援を受ける介護保険サービスです。普段介護を担う家族の介護負担を減らす目的で提供されています。家族のリフレッシュ目的だけでなく、同居している家族が病気になり介護が難しい場合や、入院、冠婚葬祭や出張などにより一時的に在宅での介護が難しくなったときにも利用することができます。


ショートステイを利用することができるのは、要介護1以上の認定を受けた高齢者です。利用日数は、1泊2日から最大30日までとなっています。日本介護支援専門員協会の調査報告書によると、実際には利用者の約7割が14日以内の利用で、長期利用者はわずかです。


ショートステイには、食事や入浴、排泄などの日常生活の援助が中心の「短期入所生活介護」と、疾患などに対しての必要な治療や機能訓練などが受けられる「短期入所療養介護」の22種類があります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。


短期入所生活介護

短期入所生活介護は、特別養護老人ホームや有料老人ホームで提供される介護保険サービスです。短期間施設に入所して、食事や入浴、排泄など日常生活の援助を受けることができます。短期入所する施設で行われている機能訓練なども受けることができます。必要となる利用料は、施設の種類や居室のタイプ、要介護度によって違うものの、短期入所療養介護よりは安くなっています。

短期入所療養介護

短期入所療養介護は、医師や看護師などの医療専門職から医療や機能訓練の提供が必要である人が利用する介護保険サービスです。介護老人保健施設や介護療養型医療施設、介護医療院で提供されています。気管切開を行っておりその部位からの吸引が頻回に必要な人や、在宅酸素療養を行っている人など、主に医療的ケアが常時必要な利用者が利用しています。医療専門職からのサービス提供が行われることもあり、短期入所生活介護に比べると費用が高い傾向にあります。


ショートステイのサービスと介護士の仕事内容

ショートステイには単独型と併設型があります。単独型はショートステイ専用の施設に滞在しますが、併設型は特別養護老人ホームなどの大型施設の部屋を利用します。ショートステイの多くは併設型で、ショートステイ利用時には入所している場合と同様の生活を送ることになります。ショートステイで提供されるサービスと介護士の仕事内容を見ていきましょう。


送迎

ショートステイでは、施設の職員が送迎を行ってくれます。利用者の身体状況に合わせて軽自動車から寝たきりの人でも安全に送迎できるリフト車まで用意されていることが多いので、安心して利用することができます。多くの場合、介護ドライバーと相談員が送迎しますが、施設によっては介護士が同乗することもあります。

食事の提供

ショートステイ利用中は食事の提供を受けることができます。糖尿病食や減塩食、ソフト食など、利用者の病状や嚥下状態に合わせた食事が用意されており、必要に応じて食事の介助も行います。食堂やホールだけでなく部屋での食事にしてもらうこともでき、食事時間の変更に応じる場合もあります。

健康管理

ショートステイでは、毎日バイタル測定を行って健康管理を行っています。服薬がある場合には飲み忘れのないように支援します。自分で体調不良を訴えることができない人の場合でも、細心の注意を払いながら急変や異常時には早期発見や早期の対応ができるようにしています。

排泄支援

ショートステイでは排泄の支援も行います。自宅での排泄リズムと大きく変わらないよう、利用者の排泄パターンに応じたトイレ誘導やおむつ交換などを介護士が実施します。

入浴

ショートステイでは、利用者の入浴を支援するのも介護士の大事な仕事のひとつです。寝たきり状態など自分で体を動かせない人や、麻痺などで動きの制限がある人の場合には、介護職員が利用者の髪や体を洗い、機械浴での入浴を行います。自分で入浴できる人でも、安全に入浴できるよう介護士が見守ります。


ショートステイにおける介護士の役割

ショートステイを実施する施設で働く介護士には、利用者の身体機能が落ちないような支援の他、安心して過ごすための信頼関係の構築など、利用者がまたショートステイを利用したいと思えるような支援を実施する役割が求められます。ショートステイの最大の目的が介護者の負担軽減であるため、ショートステイは定期的に利用されることが一般的です。もし、利用者やその家族がもう二度と使いたくないと思ってしまうと、介護者はまたショートステイ先を探さねばならず、より介護の手間がかかってしまい、本来の目的とは逆の方向となってしまいます。ショートステイの利用者と関わる介護士は、求められる役割を十分理解したうえで支援を行うよう心がけましょう。

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