デイサービス(通所介護)とは?サービス内容や介護士の役割と仕事内容について

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デイサービス(通所介護)とは?サービス内容や介護士の役割と仕事内容について

在宅生活を送る高齢者がよく利用するサービスとして知られているのが「デイサービス」です。デイサービスは、自宅からデイサービスセンターなどに通って介護支援を受ける介護サービスです。しかし、どのようなサービスが提供されているのか、介護士はどのような仕事を担っているのか、わからない人も多いでしょう。そこで、今回はデイサービスの概要やサービス内容、介護士の仕事内容について詳しく解説します。


デイサービス

デイサービス(通所介護)とは

デイサービスとは、在宅で生活している高齢者が日帰りで介護や生活機能訓練などを受けることができる介護保険サービスです。通いのサービスであることから、正式には通所介護と呼ばれています。主にデイサービスセンターや特別養護老人ホームがデイサービスを実施しています。


デイサービスには、利用者の閉じこもりを防止し心身の状態を維持する働きがあります。また、利用中は家族も介護から離れることができるため、介護負担の軽減を図ることができます。


デイサービスを利用できるのは、要介護1~5の認定を受けた高齢者です。利用回数に制限はありませんが、支給限度額を超えた利用料は全額自己負担となります。実際にかかる費用は、デイサービスの規模と利用時間、要介護度によって変わります。 デイサービスの規模は1か月あたりの平均利用延人数により大規模型と通常規模型に分かれており、大型規模の方が利用料は安くなります。利用時間は長くなるほど高くなり、9時間以上の利用からは延長料金が加算されます。要介護度は重くなるほど利用料も上がっていきます。


デイサービス(通所介護)のサービス内容と介護士の仕事内容

デイサービスでは、次のようなサービスが提供されています。介護士の仕事内容とともに詳しく見ていきましょう。


利用者の送迎

デイサービスでは、職員が利用者の自宅まで送迎を行います。送迎専門スタッフがいる施設もありますが、介護資格を持たない場合には介助が行えないため介護士が同乗することになっています。ほとんどの施設で介護士が送迎も担当しています。


送迎時には、30分程度であれば利用者の自宅内でベッドや車いすへの移乗、戸締りなどを行うことができます。ただし、これらの業務を行うことができるのは次の条件に当てはまる人のうち勤続年数が3年以上の場合のみです。


・介護福祉士
・実務研修修了者
・介護職員初任者研修修了者
・看護師
・機能訓練指導員
・同法人にて利用者に直接サービスを提供している職員

日常生活の支援

食事や入浴、排泄など日常生活の支援もデイサービスで提供するサービスのひとつです。食事や排泄などはデイサービスでは必須のサービスとなっているため、どの施設でも専門職からの支援を受けることができます。入浴については選択となっているため、施設によっては入浴施設を持たないところもあります。また、利用者が入浴するかしないかを選択することもできます。

体操などの機能訓練

デイサービスでは、機能訓練を兼ねた体操を多くの施設で取り入れています。ラジオ体操などの広く一般的に知られている体操だけでなく、地域性のある体操や機能維持を目的とした介護体操などを日替わりで行う施設もあります。体を動かすことは、身体機能の維持や向上だけでなく、認知症の予防にも役立つと言われています。


また、筋力維持のための機器を備えている施設では、利用者が機器を使用するときに、そばについて安全に使用できるよう見守り、状況に応じて声掛けを行うことも介護士が担う仕事内容のひとつです。

レクリエーション

多くのデイサービスでは、午前と午後にレクリエーションが行われています。このレクリエーションを担当するのは主に介護士です。レクリエーションは、楽しみながら健康維持やストレス発散、他の利用者との交流を図ることを目的として行われます。レクリエーションの種類は実にさまざまで、担当する介護士によっても違いが生まれます。レクリエーションを楽しみにデイサービスを利用している高齢者も多く、介護士の腕の見せ所と言えます。


デイサービスにおける介護士の役割

デイサービスで最も大切なのは、一人ひとりに応じたサービスが提供できるよう、体調の変化などにも気を配りながら臨機応変に対応することです。デイサービスの介護士は、利用者の性格や心身状況を把握したうえで、利用者一人ひとりに合わせた対応を行います。具体的には、孤独になりがちな人には他の利用者との交流の場を図ったり、1対1の対応が望ましい人には積極的に関わる、疲れやすい利用者の場合には横になる時間を設けたりします。利用者がデイサービスでの生活に満足することで、楽しく通ってきてもらうことができれば、家族の介護負担を減らすこともできるでしょう。在宅介護を続けていくためには、デイサービスの介護士の果たす役割は大きいといえます。

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