訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容と必要な資格とは

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訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容と必要な資格とは

利用者の自宅を訪問して介護や生活を行う訪問介護に従事する介護職のことを「訪問介護員(ホームヘルパー)」といいます。自宅で生活している高齢者や障害者の生活を支える仕事であるものの、その仕事内容については把握していない人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容と必要な資格について紹介します。


訪問介護


訪問介護員(ホームヘルパー)とは

訪問介護員(ホームヘルパー)とは、介護保険サービスのひとつである訪問介護に従事している介護職のことをいいます。訪問介護員は、利用者の自宅に訪問し入浴や排泄などの介護の他、掃除や洗濯、料理などの生活面での支援を行うのが主な仕事となります。

訪問介護員(ホームヘルパー)の多くは、現場に直行直帰する形の非常勤職員で、全体の約8割が非常勤となっています。そのため、家族の扶養内で働きたい人や、家庭の事情で短時間しか働けない人が多く活躍しています。また、訪問介護員(ホームヘルパー)は女性の割合が非常に高く、年齢構成では60歳以上が最も多くなっています。

訪問介護員(ホームヘルパー)の勤務時間は、朝8時から夕方18時くらいまでが一般的です。2012年からは随時対応型訪問介護看護サービスが行えるようになったため、24時間体制でサービス提供を行う事業所もあります。同時に定期巡回サービスも創設され、これまで1日1回となっていた訪問介護が、定期巡回サービスを利用することにより1日複数回利用できるようになっています。


訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容とは

訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容には、大きく分けて「身体介護」「生活援助」「通院等乗降介助」の3つがあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。


身体介護

身体介護には、次の3つの仕事があります。


・利用者の体に直接触れて行う介助
・利用者の日常生活動作能力(ADL)や意欲の向上のために利用者と一緒に行う自立支援
・特段の専門的配慮をもって行うサービス


この3つの仕事について食事を例に見てみましょう。 自分で食事を摂ることができない利用者に対して、食事を食べさせるなどの介助を行うことは直接的な介助となります。自分で食事を食べることはできるものの、食事を作ることが難しい場合に一緒に食事を作るときには自立支援が該当します。嚥下障害がある人に対して流動食などの特別に配慮した食事の調理を行うことは、特段の専門的配慮を行うサービスに当てはまります。

生活援助

生活援助とは、掃除や洗濯、調理などの日常生活の援助をいいます。利用者が一人暮らしの場合や、家族に障害や疾病があり家事が困難な場合に提供されます。具体的には、掃除や洗濯、ベッドメイク、衣類の整理、調理そして買い物や薬の受け取りが該当します。掃除は居室やトイレなどとサービスを利用できる範囲が決まっています。また、調理は一般的な調理や配膳、後片付けのみであり、流動食などの特別な食事は前述したように身体介護に含まれます。

通院等乗降介助

通院等乗降介助は、利用者の通院等のために訪問介護員(ホームヘルパー)が乗車や降車の介助および屋内外の移動等の介助を行うことをいいます。一連の流れの中で受診等の手続きを行うことも通院等乗降介助となります。


訪問介護員(ホームヘルパー)に必要な資格とは

訪問介護員(ホームヘルパー)として働くためには、介護資格が必要です。具体的には、介護職員初任者研修や実践者研修、介護福祉士を取得していなければなりません。

このうち、介護職員初任者研修と実践者研修は、誰でも受講することができる資格です。基礎から丁寧に学びたい場合には介護職員初任者研修がよいでしょう。しかし、介護職員初任者研修には介護福祉士国家試験の受験資格がありません。
一方、実践者研修は修了すると介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。ただし、限られた時間数の中で介護知識や技術の基礎から痰の吸引などの医療的ケアまで学ぶため、介護の経験が浅い場合は介護職員初任者研修から段階的に学んだ方が理解を深めることができるでしょう。

なお、生活援助のみを行う訪問介護員(ホームヘルパー)の場合には、生活援助従事者研修を修了していれば従事することができます。生活援助従事者研修は、介護職員初任者研修に比べて半分の時間で済むため、これから訪問介護員(ホームヘルパー)を目指す人にとっては取得しやすい資格といえるでしょう。

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