准看護師とはどんな資格?資格取得方法と仕事内容について

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准看護師とはどんな資格?資格取得方法と仕事内容について

病院や施設などで働く看護師の仕事。実は二種類の資格があることを知っていますか。介護の現場で働く人は看護師と働く機会が多いため、知っている人も多いかもしれません。それは「看護師」「准看護師」です。「正看護師」と呼んで区別することもあります。今回はこの准看護師の資格を取るための方法をご紹介していきたいと思います。


准看護師資格取得


准看護師と看護師の資格はなにが違うのか

准看護師と看護師の資格は実際どのように違うのか。大きな違いとしては、免許の発行をどこが行っているかがあります。
看護師免許:厚生労働大臣から免許が交付される国家資格
准看護師免許:都道府県知事から免許が交付される資格(※滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、徳島県においては、都道府県知事ではなく関西広域連合長が交付)
正看護師の資格取得までの期間は最短3年。准看護師は最短2年で可能となり、できるだけ早く看護師として仕事をしたい人、資格を持って働きたいと考える人が受けることが多いです。また、准看護師は各都道府県知事から免許を交付してもらい、医師や歯科医師、看護師の指示を受けて、診療の補助や療養上の世話を行うことがポイントでもあります。


准看護師の資格を取得して働くまでの流れ


准看護師養成所・学校の受験

まず、准看護師養成所、看護学校の受験資格は中学校卒業でも可能ということが大きなポイントともいえます。そのため、入試のレベルも中学3年程度に設定されています。また、40歳以上でも看護系の学校に入学する人がここ10年で倍増しており、社会人経験のある入学者が増えているのも最近の傾向のひとつです。奨学金制度もあり、都道府県や付属の病院から奨学金を受けることができます。

准看護師養成所・学校に入学

准看護師養成所・学校は主に全日制と半日制(夜間も)でわかれています。実際に週何日、何時間学校に通うかは学校によって設けられている時間が違うため、各自希望の学校のカリキュラムを確認する必要があります。特に半日制や夜間制のコースでは働きながらでも学ぶことができるため、社会人から看護師になる人や家庭の事情で働きながら通う人が多いです。

一般的なカリキュラムの流れとしては、1年次には座学が中心で、2年次より病院などで看護実習が入ります。准看護師養成所・学校で1,890時間以上の教育を受け卒業後、最短2年で准看護師の受験資格が与えられます。

准看護師試験を受験

准看護師の受験資格が与えられると、各都道府県が実施する試験を受けることができます。各都道府県によって受験日が違うのと、試験内容の難易度なども少し変わってくることが大きなポイントです。また、複数の県を受験することが可能なため、日にちの重ならない都道府県の試験を併用する人もいます。

合格後には免許申請

准看護師試験に合格した場合は、住民票のある都道府県知事に免許申請後、准看護師免許が交付されます。

准看護師として働く

病院や訪問看護ステーション、老人保健施設や特別養護老人ホームなどの高齢者施設など、准看護師の働く場所は多岐にわたります。最近では在宅や地域医療の現場での需要が増えてきているため、准看護師の6割は病院以外の施設で働いているとされています。


准看護師として資格を取るメリットデメリット


准看護師資格取得のメリット

・短い期間で資格取得できる
・働きながら学校に通える
・同年に複数回の受験ができる

一番のメリットは短い期間で早く資格を取れることと、社会人からでも働きながら資格が取れることです。また、資格試験を同年に複数回受験できるため合格率が非常に高いことも大きなメリットとなります。

准看護師資格取得のデメリット


・正看護師の採用枠が増えている
・准看護師養成校・学校が年々減ってきている

看護師に求められる知識やスキルが高度化、複雑化しつつあり、准看護師制度の廃止を検討する動きがではじめています。看護大学の新設ラッシュがここ10年で一気に起こり、反対に看護専門学校や准看護師養成校・学校が年々減ってきている現象が起こっています。そのため、准看護師よりも正看護師の採用枠が増えてきている、または専門学校卒業よりも、大学卒業の看護師が採用条件となっているケースがあります。


准看護師資格取得後のキャリアを考えることが重要

准看護師の資格に関するさまざまな情報をお伝えしましたが、准看護師の資格が看護師の資格よりも取得しやすいというメリットだけではないことは、頭に入れておいてほしいです。准看護師として資格を取ったあと、どのように働いていきたいかによって将来的には看護師の資格を取った方が有利であることもあります。病院や大手企業などで働く場合には、正看護師の有資格者でないと働けないケースもあるため、資格取得だけをゴールにせず、どのようなキャリアアップを目指していくかなども考えていってほしいと思います。

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