柔道整復師とはどんな資格?資格取得方法と仕事内容について

気になる気になる ログインログイン 会員登録会員登録

柔道整復師とはどんな資格?資格取得方法と仕事内容について

柔道整復師は、整骨院などの先生としてよく知られている医療職です。よく似た仕事にはマッサージ師や整体師などがあり、その違いがよくわからない人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は柔道整復師の仕事内容や資格取得方法について解説します。


柔道整復師


柔道整復師とは

視能訓練士とは、視力や視野など眼に関わる様々な検査やリハビリなどを行う医療柔道整復師とは、けがなどに対して手術や薬を用いることなく独特の手技によって人間の持つ自然治癒力を引き出すことで治療につなげる医療職のことをいいます。柔道整復師は、「接骨師」「整骨師」「骨つぎ」とも呼ばれていた日本固有の伝統医学です。柔道整復師の歴史は古く、その源流は戦国時代の武術に由来するともいわれています。江戸時代の蘭学や実証医学、大正期以降の西洋医学の知識を取り入れ、現在の柔道整復術に至っています。


柔道整復師が国家資格となったのは、柔道整復師法が改正された1993年です。2016年現在、柔道整復師の資格を持って就業している人は全国に約6万8千人で、10年前に比べて約3万人も増加しています。
柔道整復師の活躍の幅は広く、整体院だけでなくスポーツトレーナーや介護施設などで働いている人もいます。また、5年以上の実務経験があると介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格を得ることもでき、超高齢社会である現代において今後も活躍が期待できる資格といえるでしょう。


柔道整復師とあん摩マッサージ指圧師や整体師との資格や仕事内容の違いとは

柔道整復師と似た職業に、あん摩マッサージ指圧師や整体師があります。それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。


柔道整復師とあん摩マッサージ指圧師

柔道整復師とあん摩マッサージ師はどちらも国家資格の医療職です。どちらも施術において各種健康保険の取り扱いが可能です。しかし、対象となる心身の状況に違いがあります。柔道整復師の場合は、骨折や脱臼、打撲および捻挫に対してであり、骨折と脱臼の治療においては医師の指示が必要です。一方、あん摩マッサージ指圧師は、筋肉の麻痺や関節の拘縮などのために医療上マッサージが必要だと医師の同意が認められた場合のみとなります。なお、この場合には医師の同意書もしくは診断書が必要です。

柔道整復師と整体師

柔道整復師と整体師は、資格の種類に大きな違いがあります。柔道整復師は前述したように国家資格です。しかし、整体師は民間資格でさまざまな団体の多種多様な資格が存在しています。学ぶ技術や期間、知識にもばらつきがみられます。また、柔道整復師が治療を行うのに対し、整体師は患部の治療を行うことは許されていません。さらに、整体師は保険診療が認められないため、自由診療となる点も柔道整復師とは違います。


柔道整復師の仕事内容とは

柔道整復師は、人間の持つ自然治癒力を生かしながら独特の手技によって身体機能の回復を図り、けがの手当てや施術を行います。事前に行う問診や視診、触診なども柔道整復師の仕事のひとつです。そして、柔道整復師の最も重要な仕事内容である施術には、大きく分けて「整復法」「固定法」「後療法」の3つがあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

整復法

整復法とは、肩の脱臼などにより関節が外れた時や、ずれた時にもとの状態に戻す施術を行うことです。患部だけでなく周囲の状態を把握したうえで、手で揉んだり伸ばしたりしてもとに戻します。

固定法

固定法とは、骨折や脱臼などをしてしまった場合に、三角巾や包帯、ギブスなどを用いて患部を動かないように固定し回復を図る治療法です。固定に使う材料や固定する方法を一人ひとりの状態に合わせて行うのも柔道整復師の仕事のひとつです。

後療法

後療法とは、患部の回復を早めるためにさまざまな刺激を与える方法です。後療法には、「手技療法」「物理療法」「運動療法」の3つがあります。

手技療法は、手やてのひらで体に刺激を与えて体の自然治癒力を引き出します。 物理療法では、電気や温熱、光、冷却、音波などの物理的エネルギーによって刺激を与えて体の機能回復を図ります。代表的なものとして、温熱療法や水圧療法などがあります。

運動療法は、積極的に運動を行うことで機能の回復を目指します。


柔道整復師の資格を取得するには

柔道整復師の資格を取得するためには、厚生労働省が認定している専門学校や大学、短大で3年以上学び、国家試験受験資格を得る必要があります。2018年現在、大学は全国に13校、短大はわずか1校、専門学校やその他養成校は97校あります。専門学校には、昼間制だけでなく夜間制もあり、昼間制も午前制と午後制にわかれている学校もあります。自分の生活リズムに合わせた学校選択がしやすいといえるでしょう。学校では、基礎分野や専門基礎分野、専門分野などを学びます。また、柔道がカリキュラムに組み込まれているのは、柔道整復師ならではといえるでしょう。


国家試験は、年1回3月に行われます。試験地は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県の10か所となっています。出題は必修問題30問と一般問題200問の計230問となっており、必修問題は80%以上、一般問題は60%以上の正解で合格となります。2017年度の国家試験では、3690名が合格、合格率は58.4%でした。合格率は年々下がってきています。しかし、新卒者の合格率は2017年度で78.5%と高い割合を示しており、在学中にしっかりと学んでおくことが合格のカギといえるでしょう。

介護職新着求人